恵ママの部屋/ゲスト山根俊輔さん

恵ママが、各地で素敵な場づくりをしている方とともに、その場の魅力や運営のコツについて語り合う対談企画をスタート!

第1回目の今回は、「街を元気にしたい」という想いから、宮崎県延岡市でスナックを立ち上げた山根俊輔さんをゲストにお迎えしました。恵ママとは、“とある事件”がきっかけで、地域を超えて出会うことに。驚きの出会いから、山根さんのスナック立ち上げの経緯、そして生まれたコラボイベントの企画まで、盛り上がった会話の様子をお届けします。

本日のお客様 山根俊輔さん

建築家兼スナックオーナー。宮崎と東京の二拠点で旅をしながら仕事をし、面白いと思えることに建築とデザインのスキルを使ってフルコミットしながら生活を送る。前職の乾久美子建築設計事務所(東京)にて延岡駅エンクロス・宮島フェリーターミナル・シュウウエムラパッケージデザイン・TASAKI GINZAなどを担当。広島大学大学院修了。山根製作所代表。コワーキングスナックn計画オーナー。アパレルブランド「twothousand」共同オーナー。

出会いのきっかけは、「フリー画像」事件

恵ママ:山根さん!こんにちはー!

山根:仕事で東京に戻っていたので、来ちゃいました! 昼スナ、居心地がよくてついつい寄りたくなっちゃうんですよね。

恵ママ:そう言ってもらえると嬉しい。 山根さんも、延岡のスナックいよいよオープンしましたね。おめでとうございます!

山根:ありがとうございます。 思えば、あのクラウドファンディングがきっかけで恵ママと出会って、スナック立ち上げにもいろいろとアドバイスを頂けて、感謝しかないです。

恵ママ:ほんと、クラファンのトップ画像に私を見つけたときはビックリしましたよ〜(笑)。

出会いのキッカケとなった画像(笑)

※山根さんのクラウドファンディングと2人の出会いについては、こちらの記事をご覧ください!

山根:その節は、本当にすみませんでした! Googleで「フリー画像 スナック ママ」と検索したら、恵ママの素敵な写真があって、つい使っちゃったんです。謝罪のメッセージを何度送っても既読にならなくて、寿命が縮みましたね……。

恵ママ:メッセージ、気づかなくてごめんなさい。 私はむしろ、「これはおもろいネタ!」と思ってFacebookに投稿したら、予想に反して周りの親切な友人たちが怒ってくれて……いや、でも私もいよいよ全国区になったかと光栄でしたよ(笑)。スナックにも直接謝罪に来て下さって、こうしてつながりができたのですごく嬉しいです。

「延岡にはなんにもない」? 地元の人が誇りを持てる街にしたい

スナックn計画にて。昼は仕事場&夜は語り場として、地域の新たなつながりを生み出している

恵ママ:山根さんは、もともと東京でお仕事されていたんですよね。独立して延岡に移住されたのは、どんなきっかけだったんですか?

山根:前職の建築事務所に勤めていたとき、延岡の駅ビル開発に携わっていたんですよ。車社会で鉄道利用が盛んではないエリアなので、それまで駅周辺は正直さびれている印象でした。

そこに、『エンクロス』という人が集まれるようなカフェやイベントスペース併設の複合施設をつくったんです。オープン後は、2~30代の若者がちょっとおしゃれして集まるようなスポットになって。

恵ママ:自分が手掛けた仕事によって街が変わるって、すごくやりがいがありますね。

山根さん:駅周辺には変化が感じられて嬉しかったですね。でも、まだ街全体の活気は変わっていないなって。

恵ママ:どうしてそう思ったんですか?

山根さん:地元の人からは、「延岡にはなんにもない」という声もまだまだあって……誇りを持てていないというか。

東京から来た僕の目に映る延岡は、自然も食文化も豊かで本当に魅力的なんです。駅ビルのプロジェクトは社会人1年目からずっと手掛けていて思い入れがあったし、新人時代から延岡に育ててもらったという感謝の気持ちがすごくある。もっと延岡に恩返しをするために、ここに住む人たちに地元をもっと好きになってもらうお手伝いがしたかった。だから、このままでは終われないなって。

スナックで、地域の人と人との出会いをつなげる

記念すべきプレオープンの様子。大盛況!!

恵ママ:それで、延岡に住むことにしたんですね。すごい行動力! 最初からスナックをやろうと考えていたんですか?

山根さん:いや、全然(笑)。建築設計事務所として借りたスペースで、夜に何かできないかなと考えたのがはじまりです。僕自身が移住したばかりで、同世代の友達が欲しいっていうのもありました。だから、地元の人たちと集まって、面白いことを一緒に考える空間をつくりたいなって。そこで思いついたのがスナックでした。

恵ママ:スナックなら、面識がない人ともつながりやすい空気がありますよね。居酒屋だと、いつもの仲良し同士で集まって、その輪の中で話が完結しちゃうから、横のつながりが生まれにくい。バーも、静かにお酒を楽しみたい方もいるからあまりワイワイできる感じではないし。

山根さん:そうなんですよね。スナックをオープンしてから、実際に地元の人からいろいろと相談をいただけるようになって。民宿のリノベーションをしたいとか、商店街に眠っている空き店舗のプロデュースをしてほしいとか。

地元の人にもあんまり知られていない離島でのイベントやろうとか、スナックのお客さん同士で新しいビジネスのアイディアも出てきてます!

恵ママ:おお~すごい!

山根さん:「なんか面白いことをしたい!」って思ってる人って、実は多いんですよね。でも、だれかに否定されたりバカにされたりしたらどうしよう……って、人に相談するのを躊躇してしまう。そんな人たちがつながって話し合える機会を、スナックという場でつくっていけたら。

恵ママ:早速、素敵なつながりが生まれてますね。スナックで面白い人たちと出会えたら、「延岡っていいところだな」って思えるきっかけにもなりそう。

山根さん:そう思いますね。その地域で暮らしたいと思うかどうかって、「人」が大きな理由になると思うから。

最近よくスナックに来てくれるフリーランスのWEBデザイナーさんがいるんですけど。今まで外との接点がなくて、「なんにもなくてつまんないから、延岡を出ようかな……」って言ってたんですが、スナックで色々な人と出会ううちに「地元も面白いかも」と思ってくれるようになって。

恵ママ:すごくいい話! 若者が地元に留まってくれたら、街もかなり活気づきますね。人と人の新しい出会いが生まれるのは、まさにスナックの魅力。

限られた時間だからこそ、ポジティブな交流が生まれるのが「昼スナ」の魅力

麻布十番の昼スナでももはや常連となった山根さん

山根さん:ずっと聞いてみたかったんですけど、恵ママは、どうして本業のキャリアコーチに加えてスナックをやろうと思ったんですか?

恵ママ:いつか飲み屋をやるのが夢だったから!  ……っていうのもあるんですけど、人と人をつなぐ「場づくり」がやりたいからですね。

キャリアコーチとしても、マンツーマンのコーチングだけでなく、同じような悩みを持つ人同士をつなげたり、集まって話せる場をつくったりすることを、積極的にやっています。コミュニティの中での対話を通じて、自分らしい生き方を見つけられる人を増やしたいんです。だから、私の中では本業もスナックのママも、やってることは全部一緒(笑)。

山根さん:なるほど……キャリアコーチかつスナックのママって、面白いな~、なんでだろう? って思ったけど納得です。

延岡でスナックをオープンしてみてわかったけど、スナックってコミュニケーションの場だから、ママによってお店の空気がすごく変わりますよね。カフェだと、内装とかコンセプトの印象が強くて、店員さんが変わってもそこまでお店の印象に左右されない気がするんですけど、スナックは変わる。それがすごい面白い。

恵ママ:たしかに。

山根さん:なので、昼スナでやってる「1日ママ制度」をうちのスナックでも取り入れようと思ってるんですよ。 違う人にカウンターに立ってもらうことで、定期的に新しい空気を取り入れていけたらいいなって。

恵ママ:いいですね! ほかに、昼スナでいいなと思ってくれたポイントってありますか?

山根さん:昼スナは、とにかくポジティブな会話が多くて前向きな気持ちになれます。夜のスナックだと、仕事帰りにくるお客さんが多いじゃないですか。だから、仕事のストレスを発散したい人たちがグチる場になりがちですよね。

恵ママ:昼に来る人って、わざわざ忙しい中、時間をつくって来てくれるんですよね。だから、「人脈を広げたい」とか、「普段出会わないような人との接点を持ちたい」っていう明確な意思を持っている人が多い気がします。未来につながる話をしたい、みたいな。酔っぱらうまで飲む人もいないしね(笑)。

山根さん:たしかにね。だから、本当にポジティブなんですよね。夜は夜の空気で、その場でしか打ち明けられないことを話しやすくていいんですけど。単なるストレス発散の場じゃなくて、学びや成長のきっかけにもつながるなって思います。

恵ママ:うんうん。スナックで新しい出会いが生まれることで、仕事につながるケースもたくさん見てきました。

山根さん:っていうか、昼にスナックに来る人、そのものがもう面白いですよね(笑)

恵ママ:ウンウン。基本、自由な人が多い(笑)。

コラボイベントへの想い

恵ママ:今回こうしてご縁があったおかげで、延岡で出張ママができることが本当に嬉しいです。

山根さん:ありがとうございます。めっちゃ気合い入れてチラシも作ってますよ! 今のところ昼と夜の二部制で考えていて、昼は現地で子育て中のお母さんたちとのワークショップを企画しています。恵ママの意気込みを聞かせてもらえますか?

恵ママ:お母さん同士の集まりって、やっぱり子供の話が中心になってしまうんですよね。だから、自分自身の悩みとか、これからやりたいこととか、お互いの価値観を共有できる場にしたい。「母として」ではなく、1人の女性として対話ができるような。

山根さん:延岡、というか地方だと、恵ママのようなフリーランスやパラレルキャリアの人はまだ少ないんですよね。お互いのやりたいことを共有することで、新しい働き方を考えるきっかけにもしてもらえたら嬉しいですね。

夜は、男女・年齢問わず、ワイワイ盛り上がれたら。延岡の美味しいグルメで、恵ママをもてなします!

恵ママ:どんな新しい出会いがあるのか、ワクワクしています!延岡の皆さんよろしくお願いします。

※写真はイメージです

2020年1月31日、恵ママが”延岡のスナックn計画”へ出張します!

 15:00-17:00 昼スナックfor子育てママ

 19:00-24:00 スナックn 1日ママ

延岡と麻布十番の昼スナをオンラインで繋いじゃうかも?しれません。お楽しみに!


この記事を書いた人
村尾唯 かけだし複業ライター
人材系の会社に勤務しながら、30代未経験からライター活動を開始。「キャリア」「パートナーシップ」をメインに取材執筆。人生の野望はずっと仲良くいられるカップル・夫婦を世の中に増やすこと。
スナック恵の次回開催は
ちょっと面白いオトナたちと
ゆるっと繋がる新しいコミュニティスナック
7月〜店舗営業再開します!

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仕事も遊びも常に全力投球、自由奔放で真面目なママ&チーママ達で、毎週金曜15時〜18時、3時間限定オープン。なんかオモシロイこと探している好奇心旺盛なオトナ達で、いつも賑わっています。ビジネスの相談はもちろんのこと、人生相談や恋愛相談も大歓迎。はじめての方も常連さんも関係なく、思い思いの時間を過ごし、ゆるっと繋がる新感覚のコミュニティスナックです。

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